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「ぼくはうし」と「いちごのきもち」を読んで

枇杷島店です

口蹄疫問題のニュースを見聞きするたび、

畜産農家さんの心痛を思うと、

同じ動物を扱う業者として辛い気持ちがよく分かります。

当店は自家繁殖をしているブリーダーショップですから

同じようなものです。

ただ、一つ大きく違うところは、

食べるために産ませ、育てているわけではない。

家族の一員として、生涯かわいがってもらえること。

しかし、中にはかわいがってもらえず、飼い主の無責任で

施設に連れて行かれ、殺処分される犬猫もたくさんいます。

そして、牛や豚を私たち人間は食べるためにたくさん育て、

消費していく。

スーパーへ行けば、毎日たくさんの牛や豚の肉が売られている。

私は、随分前から、この状況っておかしくないか?

と、思っていました。

余るほどの大量の食材。それは、肉に限らずです。

期限を付けられた食材は過ぎたらどうなる?

野菜や果物は、腐ってしまったら捨てるしかない。

もし消費されたとしても、例えばそれがコンビニの弁当になって、

人の口に入らぬまま売れ残ったら廃棄処分。

焼き肉屋で、注文しすぎて残してしまった肉も、

口に入らぬまま網の隅で丸こげ。

野菜も果物も全て同じ道を辿る。

本店の前の用水路の土手は、20年ほど前は、近所の人たちや社長も植えた

イチジク、栗、ざくろ、グミの木、びわ、きんかんなどが

たくさん夏になると実をつけました。

栗は秋ですが。

枝に付いたまま熟したイチジクの実をもぎ取って食べ、

(これが最高に甘くてうまいんです!)

熟れたビワは、食べごろになるとヒヨドリが食べにくるので、

競争でした。

きんかんも野鳥にとってはごちそうです。

そして、その実に集まってくる昆虫も

全て人間と共有しているんです。

そんな生き物と、緑の共有の場であった土手は、

桜だけが残され、全て切られてしまいました。

今はコンクリートで埋められ、鉄柵のガードレールになってしまいました。

私は、この植物と、生き物が共有しあっている環境が好きでした。

私が、自然や生き物に畏敬の念を抱く心を養ってくれたのは、

お店にいる犬や猫、鳥などの動物たちと、

この用水路の自然だと思っています。

桜の木だけ残し、全て切られると分かった時、

本当に悲しかった。。。

大好きだったのに。。。

食べる分だけ収穫し、残りは人間以外の生き物と分け合う。

それが、本来の人間の生き方、姿じゃないかと思うんです。

世界、日本の食産業に、この口蹄疫問題を教訓にし、

メスを入れる時が今なのかもしれません。

このままでは何年後かに、

また同じことを繰り返すんじゃないかと

思えてなりません。
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プロフィール

池ペットショップ

Author:池ペットショップ
愛知県名古屋市にあるブリーダーズショップ「池ペットショップ」。 http://inubiyori-nekokichi.jimdo.com/北区に本店、西区に犬びより猫吉(旧枇杷島店)。犬・猫・小動物・金魚・猿・猛禽類・小鳥・美容・交配・犬の学校・しつけ・エサ・用品と1975年創業の地域に根づいた総合ペットショップです。自家繁殖の犬猫やポケットモンキーのコモンマーモセット等かわいい動物たち、トリミング、健康情報などご紹介しています。 

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